電柱の点検
月次点検にて
月次点検で電力メーターを確認し終わった後、電柱を点検するとヒビが入っていました。
電柱が濡れていたせいか、ヒビがはっきりと確認できました。
電柱の点検例
電柱製造メーカーの資料で電柱の点検時に確認することを調べると
- ひび割れ(横ヒビ、縦ヒビ、ヒビの幅、錆汁の有無)
- コンクリートの剥離
- 柱の反り
- 柱の曲がり
- 支線の緩み
- 足場ボルト受口のヒビ、浮き
- その他外観の異状(※エフロレッセンス(白華現象)の発生、ヒビの無い錆汁など)
※エフロレッセンス:コンクリート中の可溶成分を含んだ溶液がコンクリート内部から表面に移動し、乾燥に伴って水分が蒸発することで、コンクリート表面に濃縮。
これが空気中の炭酸ガスと統合することによって、コンクリート表面に沈着した白色の物質のこと。【太平洋プレコン工業様資料より引用】
エフロレッセンスが出ていると、何らかの理由でコンクリート内部への水の侵入が考えられます。
最後に
正直なところ、今回の出来事があるまで電柱にヒビが入ることなど、めったにないだろうと思っていました。
今回の出来事で電柱を点検する時の意識は変わりました。
台風や地震が来た時のことを考えると、しっかりと点検をしておかないといけないと実感させられました。
点検をしていると日々、考えさせられることばかりです。