廃止になる事業場にて
先日、廃止になる事業場があったため、電源の遮断に行って来ました。
構内柱、キュービクルに向かう前に建物の周囲を見て回りました。
というのも、建物はそのまま再利用されるようで、内装や外装を取り外す工事がされていたため、電源を使用している箇所がないか確認しました。
ここでドキッとしたのですが、この建物はスーパーマーケットで、地方銀行のATMが入っていました。
もちろん営業中で利用されている方もいました。
急いでお客様(スーパーマーケット)へ確認しました。
その結果、お客様がすでに地方銀行様へ低圧で別に受電するようにお話しされていたそうで、確認すると低圧で別に受電されていました。
その後、キュービクルへ移動し、低圧ブレーカーを全て開放後、高圧区分開閉器(PAS)を開放し、主遮断の交流負荷開閉器(LBS)を開放し、作業を終えました。
作業後、反省したのはATMの件でした。
今回はお客様が地方銀行様へご連絡していただいてたので、問題なく電源を遮断できましたが、私もお客様も見落としていた場合、電源の遮断は非常に困難だったと思います。
今後、廃止がある場合は、ATMなどの電源の遮断が困難なテナントさんが無いかなど、事前に確認しお客様へご連絡しようと反省しました。