過電流継電器試験 動作時間

先日、過電流継電器を複数台試験した現場で、特性が1台1台違いました。
超反限時特性は頻繁に試験をするので動作時間が頭に入っていましたが、その他の特性は現場で調べなければならず時間がかかってしまいました。
今回は各限時特性の特性式を調べました。

過電流継電器

過電流継電器 限時特性動作時間


限時特性の種類は主に次の4つ

  1. 超反限時特性 EI(Extremely Inverse)

    $ T=\frac{80}{I^{2}-1}×\frac{D}{10} $ [sec]

    (例)試験電流:整定タップ値×300% ダイヤル:0.5の場合
       動作時間=0.5sec
  2. 強反限時特性 VI(Very Inverse)

    $ T=\frac{13.5}{I-1}×\frac{D}{10} $ [sec]

    (例)試験電流:整定タップ値×300% ダイヤル:0.5の場合
       動作時間=0.3375[sec]
  3. 反限時特性 NI(Normal Inverse)

    $ T=\frac{0.14}{I^{0.02}-1}×\frac{D}{10} $ [sec]

    (例)試験電流:整定タップ値×300% ダイヤル:0.5の場合
       動作時間≒0.3151[sec]
  4. 定限時特性 DT(Definite Time)

    $ T=2×\frac{D}{10} $ [sec]

    (例)試験電流:整定タップ値×300% ダイヤル:0.5の場合
       動作時間=0.1[sec]

I:電流整定倍数(300%の場合は、3) D:ダイヤル

よく試験をする三菱とオムロンの特性式を調べましたが、両社共に同じ式でした。
(三菱電機MOC-A3形 → リンク)(オムロン製K2OC → リンク

三菱もオムロンも機種が新しくなっており、情報をアップデートしないといけないなと感じました。
最新機種を試験する機会があったら、最新機種についてブログを書きたいと思います。