ポータブル電源(構内柱リレー試験用)

今回は、構内柱のリレー試験で使用しているポータブル電源についてです。
以下の手順で書きます。

  • 使用しているポータブル電源
  • 使用している試験器
  • 使用感
  • 最後に

使用しているポータブル電源

ポータブル電源は「Anker 521 Portable Power Station (PowerHouse 256Wh)」を使っています。

使用している試験器

試験器は、以前は「双興電機製作所 DGR-1000KD」を使用していました。
今は「ムサシインテック GCR-miniVS」を使用しています。
※双興電機製作所、ムサシインテック両社とも、ポータブル電源を使った試験器への電源供給は取扱説明書に記載が無いため、故障した際はメーカー保証外になる可能性があるため、ご注意いただくとともに、使用の際は個人の責任でご使用ください。

使用感

VT内蔵の高圧区分開閉器(PAS)のリレー試験に使用しています。
以前はケーブルドラムや延長ケーブル、発電機で電源を持ってきてましたが、ポータブル電源はその必要が無くなり、片づけの手間もなくなりました。
軽いので持ち運びも楽です。

バッテリーの持ちとしては、
・DGR-1000KDの場合:1回の試験でバッテリー残量が1%減るか減らないか
・GCR-miniVSの場合:1回の試験でバッテリー残量が1~2%減る
バッテリーの減り具合の違いは、おそらく試験器の電源容量の違いと思われます。
DGR-1000KDの電源容量が200VAで、GCR-miniVSの電源容量が450VAのためだと思われます。
GCR-miniVSは電源容量不足ですが、今のところポータブル電源が落ちたり、試験結果がメーカー管理値から外れたことは無いです。
そもそもGCR-miniVSにした時点で、ポータブル電源を買い直さないとですね(笑)
買い直したらまた使用感書きます。

あとは、車の中でパソコンを使用するときやスマートフォンを充電する時など便利です。

最後に

非常に便利な道具だと思います。今の作業には欠かせない道具になってます。
ただ試験器メーカーが、ポータブル電源の使用について、特に見解が出てきてないところが懸念点ですね。。。
問題が起きた場合は、また書きたいと思います。